事業分野

ビル・マンションの
「給排水設備」「空調設備」から
「セキュリティ設備」まで、
人と暮らしを、
快適と安心につないでいます。

足立の強み

  1. 他社ではマネできない効率的な施工
    足立工業は顧客の厳しい要求に長年応え続け、作業の効率化に努めてきました。その結果、他社では要求を果せない案件でも請け負えるノウハウを形成。現在は、直接ビルオーナー又は大手ゼネコン数社から依頼を受けるほどに成長しています。
  2. 優秀な専門業者との緻密な連携プレー
    そうしたノウハウの一つに挙げられるのが、優秀な専門業者の育成と緻密な連携です。大きい現場ではできるだけ業者間で競争させ、施工スピードと精度を向上。他社にはない専門業者との信頼関係が、足立工業の財産です。
  3. 顧客との折衝から施工計画、現場管理まで仕切れる
    大企業では一つの仕事に対して部分的業務しか担当できず、小企業では仕事の規模が限られることが多くなります。足立工業社員は大手ゼネコンとの折衝から施工管理まで采配でき、プロジェクト全体を見渡すことができます。

3つの分野で活躍しています

給排水設備とは?

清潔な水を供給する「給水」「給湯」、使用した水を流し衛生を保つ「排水」に関わる一切の施工管理を行っています。ビル・マンションに使用する給排水のパイプは、総延長20,000mにも及びます。その一点でも水の漏れや詰まりが発生すると衛生的な問題が生じるため、緻密な計算と現場での入念なチェックが必要となります。

  • 衛生設備は主に床下や下階天井など、建物の見えない所にパイプを配管していきます。
  • 衛生設備は飲み水になる給水や給湯、トイレ洗浄などに使用する中水、生活排水や汚水、雨水など様々な種類の配管があり接続間違いなどが無いように施工管理していきます。
  • 排水は高低差をつけて流すため常に勾配をチェックしながら施工を進めていきます。建物の規模や住戸数に応じてパイプの口径を計算する必要があります。

空調設備とは?

空調設備には「冷暖房設備」と「換気設備」があります。密閉度の高いビル・マンションで、汚れた空気を外に逃がし、新鮮な空気を送り込む設備は、人の活動や健康に重要な役割を果します。空気は、屋外のファンから取り込み、ダクトとよばれるスチール管で建物全体に行き渡らせ、部屋ごとの冷暖房設備や換気設備につなげます。

  • 空調設備は天井内や外部にダクト、配管などを配置していきます。
  • 換気設備は部屋の体積や機器などの発熱量をもとに空気の入れ替え量を計算しダクトやファンの容量を決定します。
  • 冷暖房設備は個室やフロアなど大きさの異なる空間を均一に快適にできるよう配管しなければなりません。ガラスの多いビルなどの輻射熱も考慮し機器の容量を計算します。

電気設備とは?

建物が機能するための最も重要なエネルギーである『電気』を、安全かつ適切に各システムへ供給。一般的にはコンセントや照明あるいは大規模な大型機械、近年では非常に複雑なコンピュータ制御の警報に至るまで『電気設備』は人間が何をするにも不可欠な物となっています。

  • 建物の内部のいたる所に、緻密に考えられた配線が張り巡らされています。
  • 建物に最初に電気が供給されるのがキュービクルです。このキュービクルにより、各所へ電気が供給されます。
  • 大規模な機械などに初めて電気を通す時などは、今でも「火入れ式」という神事を行うほど電気は重要視されています。

仕事の流れ

  1. 営業・情報収集
    営業は、顧客と密接にコミュニケーションしながら情報を収集。日々の人間関係づくりが、仕事の情報をいち早くつかむカギになります。
  2. 積算・見積り
    仕事の案件は、見積りの依頼から始まります。営業が持ち帰った図面をもとに積算部が必要な資材を割り出し、コストを算出します。
  3. 受注
    営業は積算部から出た金額をもとに見積り額を計算。顧客が納得する金額を提示できれば、その案件を請け負うことができます。
  4. 施工計画
    営業から仕事を引き継いだ工事部は、設計図をもとに実際の施工現場で使うための緻密な図面を作成。スケジュールや段取りといった施工計画を練ります。
  5. 施工管理
    実際の施工は専門業者が行います。工事部は現場に立って進行具合や品質をチェック。専門業者に指示を与え、施工がはかどるよう采配します。
  6. 検査・試運転
    施工が終了した後、実際に水や空気を通して試運転を行い、施工箇所に問題がないかをチェック。チェック内容は1軒あたり50項目もあります。
  7. 引き渡し・竣工
    自社、顧客ともにチェックして問題がなければ施工完了。現場を顧客に引き渡し、他業者(電気工事や内装工事など)が次の工程を担うことになります。そうして建物が完成すれば竣工となります。
  8. 請求・入金確認
    仕事は施工完了で終わりではありません。案件に対しきちんと対価が支払われていることを管理部が確認して仕事を終えたことになります。